採用面接で「なんとなく合いそう」という感覚で判断していると、入社後のミスマッチが起きやすくなります。採用基準を言語化することで、面接の質問が変わり、判断の根拠が明確になります。この記事では、採用基準を言語化するための具体的な3つのステップを説明します。
ステップ1:「合っていた人」の特徴を書き出す ¶
現在または過去のスタッフの中で、「この人は仕事に合っていた」と感じる人を思い浮かべてください。その人が持っていたスキル、行動の特徴、仕事への取り組み方を具体的に書き出します。「明るかった」ではなく、「お客さんからのクレームを感情的にならずに対応できた」という形で書くと、面接での質問に使いやすくなります。
ステップ2:「合わなかった人」の特徴も書き出す ¶
採用後に「思っていた人と違った」と感じたケースも振り返ります。何が合わなかったのかを具体的に書き出すことで、採用基準の「外せない条件」が見えてきます。ただし、個人の好き嫌いではなく、業務上の問題に絞ることが重要です。「話し方が気になった」ではなく、「指示を確認せずに作業を進めてミスが多かった」という形で書きます。
ステップ3:基準を面接の質問に変換する ¶
書き出した特徴を、面接で確認できる質問に変換します。たとえば、「予期しない状況でも落ち着いて対応できる」という基準であれば、「過去に予定外のことが起きたとき、どう対応しましたか」という質問になります。行動事実を聞く質問(過去に実際にどうしたか)は、抽象的な質問より信頼性が高いとされています。
採用基準の言語化は、一度やれば終わりではありません。事業が変わるにつれて、必要な人材像も変わります。半年〜1年に一度、見直す習慣をつけることをお勧めします。採用設計の相談は、無料相談のご予約からお気軽にどうぞ。